思い出のジャズアルバム 2 



マイルス・デイビス「リラクシン」

ジャケットのイラスト通り、寝ころんで聴くのが楽しいようなリラックスした演奏。初期のマイルスは力が抜けていたなあ。
カウント・べーシー「べーシー・イン・ロンドン」

ビッグバンドの楽しさを、カウント・べーシーのレコードで知りました。
チャールス・ミンガス「直立猿人」

ベースの音で、人類が直立していくんです。うーん、不思議だ。巨匠ミンガスの代表作。
セロニアス・モンク「ブリリアント・コーナーズ」

はずれまくったモンクのピアノが素敵。天然で、はずれている訳ではなく、全部わかってはずしてはるんでしょうね。
ソニー・クラーク「ソニー・クラークトリオ」

鍵盤のジャケットが素敵。親しみやすく、歌い出したくなるレコード。
ビル・エバンス「at the モントレー・ジャズ・フェスティバル」

ヨーロッパの古城のジャケット。部屋のインテリアによろしいです。エバンスの演奏も、もちろんよろしいです。
ジャッキー・マクリーン「カプチン・スイング」

マクリーンのアルバムの中で、これが一番好き。「すこーん」と突き抜けたアルトの音色。「ハンバーグをほおばりながら吹いてるような演奏」と、何かの小説にあった。
ボブ・ジェームス、アール・クルー「ワン・オン・ワン」

当時(1979年)、絶好調だった二人のコラボレーション。
紙マッチのジャケット、えぇなぁ〜
ジョン・コルトレーン「ジャイアント・ステップス」

コルトレーンが飛躍したアルバム。茶色の掌が迫ってくる。
エリック・ドルフィー「アウト・トゥ・ランチ」

「只今昼食中」の札がドアにかかっている。ただし、時計の針が何本もあって、何時に帰ってくるかわからない。ドルフィーはこの演奏後、たった4ヶ月で客死してしまい、とうとう帰ってこなかった。

享年、36歳だった。