２００７年２月１８日　鏡作神社「お田植え祭り」を見に行く

　この時期奈良盆地では、「おんだ祭り」「お田植え祭り」と呼ばれる、一年の豊作を祈願する祭りがあちこちで行われます。先日訪れた飛鳥の「おんだ祭り」や、広瀬神社の「砂かけ祭り」など、みなそうです。華麗さはないけれど、土地の歴史に密着した、素朴な味わいがあります。
　今日は、田原本町の鏡作神社に行きました。奈良盆地のほぼ中央、鏡作りの神として信仰されてきました。

	ＪＲ郡山駅で、いつものＹさんと合流します。
	稗田環濠集落を通過。
	下つ道（中街道）を南下。二階堂の集落です。
	寺川沿いを行きます。
	鏡作神社に着きました。
	鏡の形をした水鉢。
	田んぼに見立てた砂地です。今年は砂が雨で湿っているので、ここは使用しませんでした。お祭りは、すべて本殿前の玉砂利の上で行われました。
	牛くんが出番を待っています。
	早乙女の姿をした女性たちが登場。
	宮司さんのあいさつ。
	「お田植え舞」が始まりました。
	とても素朴な踊りです。
	次に「豊年舞」です。秋の収穫を感謝する踊り。
	腰には稲穂が、背には鎌があしらわれています。
	田作りの所作が始まります。
	「あー腰が痛い」と叫びながら、腰をさするという所作まであります。境内に笑いがあふれます。 素朴で、のどかで、ええなぁ〜
	田作りの所作。
	鋤を使った苗床作り。足元がなんとなく色っぽい？
	いよいよ牛くんの登場です。
	昔は牛を使って代掻きをしていました。
	牛くん、なかなか言うことを聞かずに暴れます。
	牛使いが、何とか牛をなだめようとします。
	牛が暴れれば暴れるほど、その年の雨が多く降るそうです。
	松葉を苗に見立てて、田植えが始まります。
	お祭りが終わりました。
	家の近くの菅原天満宮に寄りました。
	梅がもう満開じゃけん。
	きれいに咲いとるのお。
	香りもええのお。
	アップじゃあ。
	アップじゃあ。