2006年10月8日(日) 往馬(いこま)大社 火祭りを見に行く


収穫の秋。奈良でもあちこちで秋祭りが行われています。
生駒市の往馬(いこま)大社の「火祭り」を見に行きました。生まれて初めての見学です。昔なつかしい、田舎のお祭りで、いい雰囲気でした。しかし、クライマックスの「火取り」行事があまりにも唐突に終わるので、ほとんど見学できませんでした。帰ってから資料を見ると、この終わり方を称して「10秒間の祭り」と言うそうです。先いうといてや!



自宅のすぐ近くで遭遇。こんな立派な布団神輿が出るなんて全然知りませんでした。
往馬神社到着。祭り気分が盛り上がります。
拝殿から、子どもたちが降りてきました。
ススキの穂で作ったゴゴウシ(御串)。よく燃えそうです。
提灯を手にした氏子さんたちが入場します。
獅子の入場。
雅楽の奉納。
神輿が入ってきます。4基あります。
わっしょい、わっしょい、
御供上げの儀式。各種奉納品を手送りでリレーし、早さを競います。この祭りは別名「勝負祭り」と呼ばれ、上座と下座が勝負を競います。
秋の味覚がどんどんリレーされます。
落としても拾い上げてはいけないそうです。
かぶり物まで落としてしまいました。
正面でお稚児さんが見守ります。
大松明が登場しました。
「奉幣」の儀。大松明を地面に立てます。
松明の上に、ゴゴウシを4本突き刺します。
こちらの勝ち。
こちらはまだ3本目。
やったぜ!
神楽の奉納。
「弁随舞」という舞の奉納。
どうも呼吸が合いませんなあ。
場内一周。
あらよっと!
いよいよクライマックスの「火取り」です。
火種が登場しました。
松明に点火されました。火取り役が松明を肩に担いで、石段を駆け降りる。早く降りた方が勝ち。火はススキに燃え移り、大きく燃え上がります。
うん?何か通ったような気がする。
祭りのクライマックスは、何が何だかわからないままに終わったようです。
最後に、松明の燃えかすと、神饌の巨峰ぶどうをゲット。
松明の燃えかすは家内安全の御利益あり。神様へのお供え物を参拝者に配られます。口にくわえたジャコもお供え物です。