2006年9月16日 文の里、新世界、軍艦アパート探索


天王寺の駅を少し離れると、大阪らしい下町の風情が存分に味わえます。南側の文の里、美章園界隈、西側の新世界、そして、まもなく全面的に解体されてしまう軍艦アパートを訪ねました。


文の里商店街
昔ながらのお店ですね。
文の里明浄通商店街
この界隈、学校がたくさんあります。
落ち着いたたたずまいの連棟住宅。
大阪市立工芸高校。アールヌーボー様式のすばらしい大正建築です。大阪市有形文化財に指定されています。
レンガ作りの校舎。吹奏楽が聞こえてきました。
このような昔ながらの連棟住宅がよく残っています。
昔は、どこの家も牛乳配達してもらっていましたね。
美章園の駅に着きました。
すばらしい銭湯の建物。
美章園温泉です。
この医院もいいんです。
阪和線の高架にへばりつくように、商店街が続いています。
近鉄河堀口(こぼれぐち)駅。
寺田町の駅に着きました。
天王寺駅前。
大阪環状線唯一の踏切です。
一ツ家踏切。
やすい!
上方演芸発祥の地、「てんのじ村」の記念碑です。
かつて、このあたりに芸人さんたちが大勢住んでいました。現在はアベノ再開発ビルが町に迫っています。
ジャンジャン横丁にやってきました。
有名な串カツ屋さん。並んでますねえ。
碁会所見物。
事件発生か?
大阪やねえ。
ジャズの世界では有名な、履き物屋さん。
やっ、やすい!
軍艦アパート到着。すでに解体が始まっているようです。
屋上に煙突が突き出している様子が、「軍艦」に見立てられたようです。
解体間近。
こちらの一郭はまだ手つかずですが、すでに住民は転居されていて、全面立入禁止です。
こんな風景が見られるのも、あとわずかの期間。
「出し家」と呼ばれる、増築された部分がこのアパートの大きな特徴だそうです。
赤い「出し家」。目立ちます。
軍艦アパートとは、昭和の初期に建てられた日本最古の鉄筋公営住宅です。
空襲にも耐え、80年間、人々の生活を支えてきました。
中に入ってみたいのですが。
お店もなくなってしましまいた。
もう人は住んでいません。
以下、写真をご覧下さい。
一部解体工事が始まっていました。いつになるか時期はわかりませんが、「今年度中」にはすべて更地になってしまうそうです。
大江神社に来ました。
本殿ですね。
久しぶりに清水寺に来ました。
おそらく、上町台地で最も見晴らしのいい場所ですが、残念ながらビルに隠れて軍艦アパートは見えませんでした。
玉出の滝。大阪市内唯一の滝です。
最後に、昨日オープンした天満天神繁昌亭の様子を見に来ました。
「こけらおとし公演」は、ぼったくり価格なので入りません。定席価格になってから入ってみよう。