芭蕉の場所を追いかけて(大和編)

奈良町行ったり来たり の巻

今日も猿沢池をスタートし、奈良町に芭蕉を探しに行きます。
昔の上街道。
元興寺極楽坊。入りません。
元興寺塔跡。入ります。
元々は奈良町全体が、元興寺という大寺院の境内だったんですね。寺勢衰え、このような断片が飛び飛びに残っています。
塔の礎石だけが残ります。
小塔院。入ります。
昔懐かしい香りがします。
奈良町資料館。入ります。
魔除けの「身代わり猿」です。家の中に災難が入ってこないように吊します。身代わりにお猿さんが災難を受けてくれます。
身代わり猿と古い町屋看板。
昔の奈良町にあった看板です。
ならまち格子の家。入ります。
お客さんをお通しする部屋です。
へっついさんです。
交差点で怒りの看板発見。
三回バックでキッテゆっくり大きく回るんじゃ。
よくよめよ!
何回もぶつけられたんでしょうね。
このあたりは木辻遊郭のあった所です。当時の意匠を残した旅館。入りません。
称念寺さんです。入ります。
やっと本日のテーマにたどり着きました。
芭蕉さんの句碑です。

〜菊能香也奈良爾盤婦留幾佛達〜

元禄七年9月、最後の旅の折、9月9日の重陽の節句に際して詠んだ句です。
菊と仏様という取り合わせの美しさです。

この句碑は漢字だけで書かれています。
(菊の香や奈良には古き仏達)